NAVERまとめの削除とは?【無断転載、著作権侵害、誹謗中傷】

Naverまとめ

ネットユーザーなら「NAVERまとめ」を知らない方はほとんどいないでしょう。NAVERまとめには日常の出来事やちょっとしたノウハウ、芸能情報、ビジネスに至るまでありとあらゆる「まとめ記事」が掲載されています。

しかし一方でNAVERまとめでは著作権侵害や誹謗中傷など、さまざまな権利侵害が起こりやすいので注意が必要です。

今回はNAVERまとめで無断転載や誹謗中傷の被害を受けた場合の対処方法をご説明します。

Naverまとめとは?

Naverまとめの記事を見たことはあるけれど、詳しくは分からない方のために簡単にこのサイトの仕組みをご紹介します。

Naverまとめは、ユーザーが自由にまとめ記事を作って投稿できるサイトです。運営会社は「LINE株式会社」を会社分割して設立された子会社「ネクストライブラリ株式会社」です。※

※参考外部サイト:LINE株式会社「会社分割(簡易新設分割)による子会社設立に関するお知らせ

ユーザーがまとめ記事を投稿すると、アクセス数に従って広告収入が入ります。そこで多くのユーザーが収益目当てで、さまざまな「まとめ記事」を投稿しています。

また、まとめ記事には他サイトへのリンクをはれるので、自分が運営しているアフィリエイトサイトやブログなどへの流入を目的にNaverまとめを利用する方もいます。

Naverまとめ記事の作り方

Naverまとめの記事作成方法は非常に簡単です。まずはNaverまとめのサイトにアクセスしてアカウントを作成します。アカウントはメールアドレスまたはツイッターなどのSNSアカウントと同期することによって簡単に作れます。

アカウントができたらログインして、文章と画像掲載、引用によってまとめ記事を作成していきます。引用できるのはツイッターで投稿されているツイートやYouTubeなどの動画です。別サイトURLのリンクもはれます。

このようにして記事の全体ができたら、公開によってまとめ記事の投稿が完了します。公開後はアクセス数に応じて投稿者にお金が入ってきます。

Naverまとめの無断転載の問題点

Naverまとめでは、記事(文章)や画像、動画などの無断転載についてほとんどチェックが行われていません。運営者は「あくまでまとめ記事を投稿できる場所を提供しているだけ」というスタンスであり「ユーザーを管理して適正なサイト運営をする」姿勢を持っていないからです。

実際、Naverまとめの利用規約には、「記事内に著作権侵害や誹謗中傷等の権利侵害があった場合、投稿者(ユーザー)が全責任を負い、運営会社は一切責任を負わない」ことが明記されています。

このことから、ネットリテラシーやモラルの低いユーザーが無断転載や誹謗中傷などの他者への権利侵害を平気で行う状況が発生しています。

実際にNaverまとめで写真や動画、文章などを勝手に転載されて困っている方は多数存在しますし、ときには悪質なでっちあげや誹謗中傷被害も発生します。特に企業や商品に対する誹謗中傷により、売上げ低下などの具体的な損害が発生しているケースが目立ちます。

Naverまとめで名誉毀損、著作権侵害となる具体的なケース

  • 飲食店のまとめ記事で、特定の店舗が名指しで「まずい、不衛生」などと書かれる
  • 電化製品のまとめ記事で、特定の商品について「発火した」などと書かれて燃えている写真などが掲載される(実際にはユーザー自身が燃やして写真撮影しているなど)
  • 自動車のまとめ記事で実際にはそのようなことは起こっていないのに「ガソリンが漏れた。やばい」などと書かれて自作自演の写真を載せられる
  • ブログやサイトの記事をそのまま転載される
  • 自作の歌や踊りなどの動画を許可なく転載される

Naverまとめで権利侵害を受けたときの記事削除方法

もしもNaverまとめで誹謗中傷や著作権侵害の被害を受けたらどのように対応すれば良いのでしょうか?

お問い合わせフォームにアクセスする

Naverまとめのサイトには、専用の削除依頼フォームがありません。一般的な問い合わせ内容と同様「お問い合わせフォーム」を使って運営会社に連絡を入れましょう。
まずはこちらのURLにアクセスしてお問い合わせフォームを開きます。

https://help.naver.jp/help

フォームには「対象サービス」を選択する箇所があるので「まとめ」を選びましょう。

Naver1

画像引用|ネクストライブラリ株式会社

種類の選択と個人情報の入力

Naver2

画像引用|ネクストライブラリ株式会社

次に「種類」を選択してください、と表示されるので「権利侵害申告」を選びましょう。

続いて申告者の名前と連絡用のメールアドレスを記載します。

権利侵害の内容について記入

「権利侵害」を選択すると「権利者確認」「権利侵害の種類」「権利侵害が行われている弊社サービスURL」などの記載が出てきます。

Naver3

画像引用|ネクストライブラリ株式会社

権利者確認

まず「権利者確認」の欄は「権利者本人」を選択しましょう。

権利侵害の種類について、著作権侵害(無断転載)の場合には「著作権」を選び、誹謗中傷被害のケースでは「誹謗中傷」を選択しましょう。

それ以外にも、「肖像権」「プライバシー権」「パブリシティ権」などがあります

権利侵害が行われている弊社URL

「権利侵害が行われている弊社URL」には、無断転載や誹謗中傷内容が投稿されていて削除してもらいたいまとめ記事のURLをコピーペーストで貼ります。

権利侵害の内容を確認できるお客さまのサイトURL

続いて「権利侵害の内容を確認できるお客さまのサイトURL」という欄があります。無断転載の場合「無断転載元となったあなたのサイトURL」を書きましょう。

誹謗中傷の場合にはサイトがないので書かなくてもかまいません。あるいは「本人確認書類を添付します」などと書いておけば良いでしょう。

「お問い合わせの内容」の記入

Naver4

画像引用|ネクストライブラリ株式会社

内容

お問い合わせ内容には、具体的にどのような権利侵害が発生しているのかをわかりやすく書く必要があります。たとえば著作権侵害の場合、あなたのどのサイトからどのような形で何がまとめ記事に転載されているのか、URLやサイト名などを示しながら記入しましょう。

誹謗中傷の場合にはなぜ名誉毀損と言えるのか、法律の要件にあてはめながら丁寧に記述する必要があります。

ファイルの添付

参考となるデータの添付が可能です。著作権侵害の場合、侵害されたサイトと侵害しているまとめ記事両方のキャプチャやスクリーンショットを撮影して送ると良いでしょう。

誹謗中傷の場合、誹謗中傷を受けた本人であることを示すために免許証などの本人確認書類の画像を添付します。

対応してもらえない場合には仮処分が必要

Naverまとめの運営者に問合せフォームで削除請求しても対応してもらえないケースはよくあります。

その場合、弁護士に依頼して裁判所で「仮処分」という手続きを行い、ネクストライブラリ株式会社宛に削除命令を出してもらう必要があります。

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犯人を特定する方法

Naverまとめで不当な権利侵害を行った犯人を特定したい場合、運営会社に尋ねても任意では開示してもらえません。

まずは裁判所で「仮処分」をして、犯人のIPアドレスを特定します。それによって相手の利用しているプロバイダが判明します。その上でプロバイダに対して犯人の氏名や住所等の情報を開示させます。任意に開示されない場合、訴訟が必要になるケースもあります。

このようにしてNaverまとめで不当な権利侵害をした犯人が見つかったら、損害賠償請求を進めたり「二度と嫌がらせをしない」などと誓約させたりすることが可能です。

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Naverまとめで被害を受けたら弁護士に相談を

Naverまとめは権利侵害に対する対応に積極的とは言えないので、自分でお問い合わせフォームを使って削除を求めるときに細心の注意が必要です。法的根拠をきっちり示して削除に応じさせるためには弁護士による助言がほしいところです。

また仮処分、訴訟となると弁護士の力が必須となるでしょう。

Naverまとめはアクセス数が多いため、放っておくと炎上のリスクも発生します。早めに対応するのが吉ですから、まずはネット誹謗中傷対策に熱心な弁護士に相談してみるようお勧めします。

 

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