Google検索結果を削除する方法!日数は?サイト管理人が削除依頼に応じないなら?
サイトが削除できない場合は、GoogleやYahooなどの検索結果から削除すれば、アクセス数がへり、サイト削除と同等…[続きを読む]
ネット誹謗中傷サイトの書き込みが削除されても、Googleなどの検索結果に誹謗中傷の表示がすぐに消えない状況が続きました。
今回は、該当HPが削除されても残ってしまう「Googleの検索結果上のキャッシュ」について解説致します。
Googleは長年の間提供してきた「検索結果におけるウェブページの過去バージョン(キャッシュ)」の閲覧機能を廃止することを決定しました。
この機能は、Googleがウェブページをクロールした際に保存したバージョンを、ユーザーが後から確認できるようにするものでした。
ウェブサイトが適切に表示されない場合に、過去のキャッシュを参照できるのは便利でした。
しかし今後は、ブラウザのアドレスバーに"cache:ドメイン名"と入力する手段さえも利用できなくなる予定です。
この機能廃止の決定に対しては、一部のユーザーから反対の声が上がっているものの、Googleはこの方針を維持する見通しです。キャッシュ機能はGoogleの検索結果から完全に姿を消すことになります。
過去には、Google検索結果のキャッシュ機能に起因する問題点がありました。
Google検索のキャッシュ機能は、便利な反面、ネットユーザーにとって頭の痛い問題をもたらすことがありました。特に深刻だったのが、ウェブサイトや掲示板への誹謗中傷や名誉毀損コメントに関する問題です。
誹謗中傷の被害者が発見し次第、そういったコメントを速やかに削除依頼・申請したとしても、Googleがクロールした時点のコメントはキャッシュデータとして残り続けてしまったのです。検索結果からはそのコメントが表示されるため、被害者のプライバシーや名誉が侵害され続ける事態となっていました。
また、ウェブサイトの情報が改訂や更新された場合も、古い内容がキャッシュに残り続けることもあったため、ユーザーに誤解を与えかねない状況が生まれていました。誹謗中傷の被害者は頻繁にGoogleにキャッシュの削除依頼をせざるをえませんでした。
このように、キャッシュ機能は長らく問題視されてきた側面がありました。今回の廃止決定は、はからずも、そういった課題への対応となりました。一方で利用者の不便にもつながるため、代替手段の検討も必要となるでしょう。
確かに、Google検索結果のキャッシュ機能が廃止されたことで、一つの問題は解決されました。
しかし、検索結果やサジェストに表示される誹謗中傷コンテンツの問題は続いています。検索結果の概要文や、サジェスト(検索ワードの候補)に名誉毀損的な表現が出てくる事例が後を絶たず、被害者からの削除要請が止まりません。
検索結果に表示されるのは、Googleがウェブページから抽出したスニペットなどの一部分です。しかし中には、そのままでは無害に見える文言でも、コンテキストを無視すれば誹謗中傷と受け取られかねません。
また、サジェストの候補ワードには誹謗中傷的な言葉がそのまま表示されてしまうケースもあり、誹謗中傷被害者だけではなく検索利用者を不快にさせてしまう危険性があります。
キャッシュ問題が一端解消されたことで、かえってこの検索結果への誹謗中傷問題が可視化された形といっても過言ではありません。
Google検索結果への削除、Googleサジェストの削除への手続きなどについては以下のページをご参考ください。
ネットの法律トラブルに強い弁護士であれば、単に誹謗中傷サイトを削除するだけではなく、以前はGoogle側のキャッシュ更新もしてくれました。
ネットの法律トラブルに強い弁護士に依頼する必要性は、こういった細かいWEBによる情報拡散のルートを正確に抑えているという点です。
弁護士は依頼主が何にこまっているのか全体像を把握し、依頼された内容から、本当に安心してもらえる状態にするまで、サイト削除や書き込み削除だけではなく、拡散されている部分、閲覧部が多い部分の対応まで配慮することができます。
細かい点ですが、ネットに強い弁護士に依頼する理由はほかにもありますので、ご参考ください。
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