逆SEO対策とは何か?ネガティブサイトの検索順位降下の手法解説

逆SEO

誹謗中傷対策を調べていくと、必ず「逆SEO対策」という言葉にぶつかります。

「SEO」(エスイーオー)の言葉は、聞いたことがあるかたもいるでしょうが、「逆SEO」とは一体なんなのでしょうか?

また、誹謗中傷対策では、弁護士による書き込み削除も有名ですが、「逆SEO」サービスとの関係はどのように考えればよいのか解説いたします。

逆SEOとは何か?

SEOサービスは、検索エンジン最適化サービスの略称です。一言で言えば、SEO対策は、特定の検索キーワードにおける、検索上位表示を行うサービスとなります。

逆SEOサービスは、SEOサービスとは反対のことを行ってくれます。つまり、特定の検索ワードで、誹謗中傷サイトの順位を落とすサービスです。

誹謗中傷をネット上で受けたとします。ブログや2ちゃんねるといったサイトに、自社名のスレッドや、ブログ記事で誹謗中傷を書かれたとします。

時として、誠意ある対応を企業がおこなっていても、お客様の思い込みや、すれ違い、誤解などが重なって、不平不満をネット上に書き上げてしまうケースがあります。

こういったサイトが乱立すると、「会社名」や「自社のサービス名」で検索すると、ネガティブなサイトが多数検索結果の上位に表示されるため、逆SEO対策で、誹謗中傷サイトの順位を落とすことを「逆SEO」と呼んでいます。

誹謗中傷を受けた場合の初期対応方法

  1. 何故誹謗中傷がかかれたのか?自社サービスの問題や原因を考える。誰が犯人か原因を考える
  2. 気にせずやるべきことを粛々と行う
  3. 気になるが、誰にも話さず見守る
  4. 一刻も早く削除するor順位を落とす(逆SEOサービスを利用する)

誹謗中傷を受けた場合、ケースによって対応方法が違います。

パターン4の逆SEOサービスを利用方は、その記事が、「会社名」や「サービス名」で検索したときに、上位に表示されてしまうと、会社名やサービスの評判悪化につながり、日々の売り上げに直結し影響が深刻な場合、早急な対応が必要と判断した人が採択するパターンです。

特に、ほとんどのWEBサイトへのアクセスは、検索ページ1ページに表示されたものしかアクセスされません。

よって、逆SEOで検索結果2ページ目へ追いやることでアクセスを極端に減らすことができるのです。

逆SEO手法の仕組みとは

SEO対策サービスは、内部コンテンツを充実したり、被リンクを外部サイトからかけることで、ドメインの価値を高め順位を向上させます。
では、「逆SEO対策サービス」はどういう方法がとられるのでしょうか?実は、この逆SEOには色々な手法がとられています。

逆SEO手法1.ペナルティリンクを与える

誹謗中傷をしているサイトがGoogleはペナルティを受けるように、ブラックな手法を用いて順位を落とす手法が取られるケースがあります。

Googleガイダンスで、ペナルティが発動される「だめだ」と書かれていることをそのサイトに行うことで、順位を落とすという手法です。

Googleが、SEOガイダンスでSEO対策として一般的にこういった手法はしてならないと書かれています。

  • 背景色と同じ色の文字を用いたり、CSS画像置換を悪用したりした隠しリンク・隠しテキストの使用
  • 検索者とクローラーでは異なる内容のWebページを見せるクローキングの使用
  • コンテンツ内への過度のキーワード詰め込み
  • 自動的に作られた価値が低いページの使用
  • オリジナルなコンテンツに乏しい
  • SEO目的で、ページランクを操作するためのリンク購入・販売

上記のようなサイトを作り、そのサイトからターゲットへリンクを張ります。まずは、ページランクを操作するためのリンク購入をおこなっているとgoogleに判定させればよいので、自作自演リンクを、同じアンカーテキストパターンで、同類のコンテンツからリンクをはると、順位が落ちるリスクが高まります。

しかし、こういった手法は、誰がやったのか?調べられてしまいますし、search consoleなどでリンク否認処理によって、ペナルティ解除が可能です。一時的に順位は落とせても、その後の回復や、足跡の痕跡が残るのでやみくもに手をだすことは推薦しません。

むしろ、こういった攻撃的な逆SEO手法を提供するサービス会社に依頼することの方が、誹謗中傷サイトより危険だといわざるをえません。

逆SEO手法2.コピーサイトを作って落とす

重複コンテンツをGoogleは嫌っています。

よって、落としたいサイトのコピーコンテンツを作り、コピーしたサイト自体を強くすることで、順位を落とすやり方です。

最初にコンテンツをつくった側をGoogleは、権威をみとめてくれているので、後だしのサイトは、基本は上位には出られません。

しかし、アルゴリズムが完全ではありませんので、強力なドメイン上で逆SEOでコピーサイトを制作された場合、本家のサイトが落とされたという報告、事例があります

しかし、Googleは、こういった著作権違反の申請窓口を設けており、これも一時的に成功するかもしれませんが、解除されることがあることを念頭にいれておきましょう。

逆SEO手法3.他の有益なサイトを上げて相対的に落とす

逆SEO対策概念図

ホワイトな逆SEO手法として、「会社名」で検索したときに、「グループ会社」のサイトが大量に表示されて、誹謗中傷サイトの検索順位を落とすというやり方がこれに当てはまります。この方法は、コンプライアンス上問題のない手法であるため、一件問題がないように思えますが、実は、この逆SEO手法は、サイト戦略が明確でないと成功する確率は極端に下がります。

誹謗中傷サイトは、掲示板の場合、ドメイン自体が強く、さらには書き込み者が多数いるため、総単語数が増えます。記事としても読み応えがあるからこそ、上位にでているのであって、そのサイトを落とすということは、単に外部から被リンクを沢山張った程度では、順位をおとすことは難しくなってきています。

やはり、サイト自体に読み応えがあるものを10個程度用意して、誹謗中傷サイトを2ページ目以降に追いやる必要があり、公式サイト並みのドメインパワーをもつサイトを10個用意するには相当の負荷がかかるのと、また、多様性をもとめる検索結果に対してそのような働きかけが有効に効果を発揮できるかは、難しいケースが多いといえるでしょう。

逆SEO手法4.デジタル ミレニアム著作権法の乱用

大手逆SEO対策会社がつかっている恐れがあるということで話題になりましたが、誹謗中傷サイトに対して、DMCAに基づいて検索結果から削除するように検索エンジンに働きかけます。この手法は、後々大きな問題となりますので、その危険性に関して、次に解説します。

デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の悪用は違法!

本来は、弁護士相談、弁護士依頼による削除が、法人であれば、法にのっとって削除するわけで、株主や顧客にも説明がつきます。しかし、違法な逆SEO業者の手法を利用して誹謗中傷サイトを落としているとなると依頼主側にも責任が発生することがありますので、注意が必要です。

悪徳業者に支払った費用は返還請求が可能なことがあります。下記の記事をご参考ください。

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非弁行為の削除代行業者に支払った費用の返還請求方法
ネット誹謗中傷被害に遭った場合には、記事を放置しておくと被害がどんどん拡大してしまうので、記事の削除依頼をする必要が…

違法な逆SEO手法

  • 著作権法違反をつかってサイト削除する
    (「デジタル ミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act; DMCA)」に基づいてインデックスから削除する。)
  • Dos攻撃でサーバーをダウンさせる
    (『電子計算機損壊等業務妨害罪』(刑法234条の2第1項)、偽計業務妨害(刑法233条後段)などに抵触する恐れあり)
  • ペナルティサイトからの自作自演リンク等

誹謗中傷対策は、業績に影響がでたり、精神的にも大きく追い詰められたり、冷静な判断ができない状態に被害者は置かれます。

その弱みに付け込み、悪徳で違法な誹謗中傷業者が、「成功報酬」などと称して近づいてきますので、一緒に違法な方法に手を貸してしまっては意味がありません。

違法な手に染めて誹謗中傷対策をしたとすれば、企業の評判に致命的な大きなダメージを与えてしまいます。

逆SEOの現時点の最善策

そもそも、SEO(英: Search Engine Optimization 日:検索エンジン最適化)と聞くとなにか裏で怪しいことしているのでは?と考えがちですが、実は、SEO自体はGoogleの公式サイトで推奨している対策です。[参考:Google検索エンジン最適化スターターガイド]

ガイドラインを読む限り、ホワイトなSEO手法とは、ユーザーが知りたいと思っている、質の高いコンテンツを多数作り、Googleが理解しやすいURL構造と適切なページタイトルでサイトを構築すること。そして、標準化団体(W3C)が推奨するきれいなHTMLでWEBページを作成していくことで順位を上げていく方法です。

同じく、逆SEOをホワイトな手法で行う為には、ホワイトなSEOサービスを応用するべきです。

つまり、唯一逆SEOでホワイトな手法があるとしたら、有益な関連サイトを10個制作し、トップページを味方サイトで独占して、相対的に誹謗中傷サイトを落とす以外ないと考えます。

逆SEOの費用・料金まとめ

A社の場合

<逆SEO対策の料金>
対策キーワード 料金
個人名 月3万円~
法人名、企業名、団体名
病院・医療機関名
店舗名、屋号
月5万円~

※初期費用・着手金は0円です。最短1か月で終了します。

B社の場合

<逆SEO対策の料金>
対策キーワード 料金
初期費用 60万円(税別)
月額費用 30万円~(税別)

※ウェブサイト構築・ウェブサイトのマーケティング最適化の初期費用となります。返却はございませんので、予めご了承下さい。
対策を行うキーワード、当該悪評サイトの難易度によって作業コストが異なります。 サービスの性質上、成果報酬でのご提供は致し兼ねますので、ご了承下さい。

C社の場合

<逆SEO対策の料金>
対策キーワード 料金
初期費用 10万円(税別)
月額費用 3万円~(税別)

D社の場合

<逆SEO対策の料金>
対策キーワード 料金
着手金 15万円(税別)
月額費用(成果発生後) 3万円(税別)24か月契約

逆SEO対策サービス費用の特徴

完全成果報酬型というケースは少なく、月額費用が発生する。あるいは、着手金が発生し、成果発生後、報酬が指定期間発生する。という2つのパターンがあるようです。

着手金は返金しないというケースが多いようですので、成果報酬とセットになる場合は、成功率がどの程度なのか、どういう手法が使われるのか?確認をわすれないようにしましょう。

逆SEOはプロセスを重視する業者選びを

逆SEOは結果がすべてではなく、プロセスが重要です。なぜなら、プロセスがまちがっていると、より結果も、企業ブランドも悪化するからです。

逆SEOを提供する担当者と電話をしながら、信頼できる担当者に出会えるまで、話をしていく必要があります。

建前の話しかせず、裏で何をしているかわからないようだと、細心の注意が必要ですから、納得できるまで質問することが大事です。

実際に会社にもうかがって、信頼できる会社なのか確認をとるようにしましょう。

技術的にわからなければ、ITに詳しい技術者や弁護士に同席してもらい、法的に問題がないか確認をとりましょう。

逆SEOは、誹謗中傷というデリケートな問題を扱うため、弱みに付け込まれる可能性がある、繊細な依頼案件です。

信頼できる業者に出会えるまでは、詳細は話さない方が、二次被害が発生しないですむでしょう。安易な成果報酬に騙されてはいけません。

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逆SEO対策の前に弁護士相談をしてみよう

本来は、弁護士による誹謗中傷サイトの管理人への任意交渉や訴訟、つまり名誉毀損等でのネガティブサイトの法的削除が根本的な解決に至ります。

しかし、権利侵害が明確でない書き込みの場合、弁護士削除が通用しません。いわゆる、「なんか怪しい」という印象を与える書き込みであり、グレーゾーンに位置するサイト群です。また、一個人の「意見」「レビュー」である場合は、表現の自由、批評を述べる事由があるため、会社にとって被害が生じているとしても、すべて削除できるわけでもありません。

逆SEO対策は、「弁護士による削除」ができなかった最終手段であると覚えておくと良いでしょう。

サイト削除できない場合のみ、順位を落として、サイトへのアクセス数を減らす、人の目に付かないようにしていくという逆SEO対策がとられるのです。

逆に、事実無根、名誉毀損の権利侵害にあたる書き込み、サイトで弁護士削除できるものは、費用が高額になる逆SEO対策よりも、トータルコストで安い弁護士費用にするのがよいでしょう。

誹謗中傷に強い弁護士が無料相談いたします

ネット誹謗中傷で悩まれている方は、今すぐ弁護士にご相談ください。書き込みの削除、犯人の特定が可能性があります。

  1. 匿名掲示板に個人情報、名誉毀損の書き込みされた
  2. SNS/ブログなどで誹謗中傷をされている
  3. 会社(法人)/お店の悪い評判が書かれ風評被害を受けている
  4. 書き込み犯人を特定したい
  5. 名誉毀損の慰謝料請求、損害賠償請求をお任せしたい

ネット誹謗中傷に強い弁護士に無料相談することで、解決できる可能性があります。弁護士に任せて頂ければ、被害者の方は平安な生活を取り戻すことができます。

1つでも当てはまる方は1人で悩まず、今すぐ弁護士に相談しましょう。

都道府県から誹謗中傷に強い弁護士を探す
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