Yahoo知恵袋削除依頼方法&発信者を特定し損害賠償請求する全手順

Yahoo知恵袋

「Yahoo知恵袋」とは?

ヤフー知恵袋は、自分がもっている素朴な疑問を、インターネットを介して公に質問し、その分野に詳しい一般の方が様々な角度から複数回答し、その回答群の中からベストアンサーを皆で選び、評価するサービスです。

  • 「日本は安全資産という理由で円が買われていますがその根拠はなんですか?」
  • 「保育園と幼稚園どっちが子供にとって良いのですか?」
  • 「レーシック手術を受けようと思っているのですが 費用が高く、後遺症が出ないか不安です!」
  • 「男性に質問です。どんな女性が好きですか?やはり顔が一番重要なのでしょうか…」

など、経済、家庭、子育て、法律相談、恋愛、健康の悩みなんでも回答をもらえます。ソーシャルなFAQができる、画期的なサービスです。

金銭のやりとりが発生せずボランティア的な側面が強いわりに、分かりやすい回答が付くことも多いのです。

知恵袋サイトから、得られる情報が有益なことも多いですし、検索ニーズを満たすことが多いことから、たいていの検索キーワードには、検索上位に知恵袋URLが登場することも知られています。

似たサービスに、”Okwave(オーケィウェブ)”、”教えてgoo”などがあります。

釣り質問で誹謗中傷の温床に?

しかし、一方で、この知恵袋サイトが、釣り質問が多いことや、時として風評被害、誹謗中傷の温床として使われることで問題になることがあります

釣り質問とは、明らかに非常識、おかしいこと、誹謗中傷、名誉毀損などを書いて回答をたくさん集めることが目的の質問です

  • 「○○会社が、超ブラックとか言われてるけど、実際はどうなんですか?」
  • 「ここのサポートに電話したら、軽くあしらわれた。○○会社ってこういう奴らばかり。実態知っている人いますか?」
  • 「友達がここで働いていたけど、サービズ残業あたりまえといっていました。これって、法的に問題ないのでしょうか?」

といった類いです。何故釣り質問をするか?というと、企業や個人の誹謗中傷を目的としており、「質問の為の質問」であって、別に全うな回答は期待しておらず、誹謗中傷が込められた質問ワードがタイトルとして、検索結果上位に出てくる事で満足しているケースです。

悪質なケースだと、質問者のアカウントから別なアカウントでログインし、自分で名誉毀損の内容や、誹謗中傷に値する内容、法的にグレーに感じる内容に留まらせて不信を抱かせる内容を回答する自作自演もあります。

  • (質問)「A社の労働環境ってどうなんですか?」
  • (やらせ回答)「サービス残業が常態化してます。おまけに社長のパワハラがひどい」

質問と回答を同一人物で行っているケースです。その場合、回答内容も名誉毀損にあたる書き込みが行われます。

こういった、誹謗中傷を目的とした、ヤラセ質問、ヤラセ回答は放置される事も少なくありません。

また、この質問は、回答が閉じられると、著作権はYahoo側に移行します。つまり、回答が閉じられた場合、質問者も削除できなくなるのです

2chやNaverまとめ等へ転載されることも

こういった釣り質問や誹謗中傷質問は、”本当に面白いYahoo知恵袋の質問&回答集”といったNaverまとめや2ch、twitterに転載されることがあります。このように、知恵袋だけではなく、拡散されてしまうのがネット誹謗中傷の怖い部分です。

運営会社の削除対応状況

運営会社からしてみると、1日でかなりの数が書き込まれる質問に対して、釣り質問なのか、ヤラセか純粋な質問かを判断はできないということだと推測できます。(基本、削除に関しては保守的なスタンスをとっている印象を受けます。)

しかし、ヤフー知恵袋の名誉毀損にあたる質問と回答により、困っている方がたくさんおり、弁護士相談が多い案件の一つであるのも事実です。

ネットに強い弁護士に相談すれば、案件に応じてYahoo側が対応するしないは、ある程度判断がつきますので、まずは、自分が困っている案件に関してご相談してみることをお勧めします。

Yahoo検索結果に上位3つ知恵袋表示の影響

Yahooの会社名の検索結果に、Yahoo知恵袋の中で強い質問が3つ選ばれて、検索結果に出ることがあります。

Yahoo知恵袋検索結果

知恵袋の検索結果出力イメージ

この強い3つの選ばれ方には、あるルールが存在します。投稿日時の新しいものをが優先されながら、閲覧数、文字の関連度を総合的に計算されて表示されます。

Yahoo知恵袋は質問者でも削除できない

回答受付中のステータスと、投票受付中のステータス、解決済み(ベストアンサーが選ばれた状態)、の3つの状態があり、それぞれ削除の方法が変わります。

回答受付中の質問は質問者が削除できる

回答受付中・・・質問すると7日間は受付中になります
その後回答が1件もなければ、取り消しになります。また、1件でも回答が投稿されていれば、質問は、投票受付中になります。

また、解決済みは、質問中の期間であっても、質問者がベストアンサーとすれば、解決済みになります。

回答受付中は、質問した者が削除する権利をもっています。

解決済みの質問は質問者でも削除できない

しかし、7日間過ぎた解決済みの質問は、すでに、その知恵袋の記事の著作権はYahoo側にうつっており、質問者でも削除することが出来ません。質問者のアカウント削除しても削除されません。

知恵袋を自分で削除する方法

まず、Yahoo知恵袋で誹謗中傷を受けた法人、個人がまず出来ることは、質問サイトには、通報ボタンが設置してあります。そこで[違反報告]を押して対応をみてみることです。

Yahoo知恵袋サービスにはガイドラインが設定されており、ガイドライン違反を報告すれば、削除申請することができます。

知恵袋ガイドライン

  1. 誹謗(ひぼう)中傷など他人を攻撃したり、傷つける内容の投稿
  2. 社会規範および公序良俗に反する内容の投稿
  3. 商業目的や広告目的で利用すること
  4. 個人を特定できる情報の投稿
  5. 無断で著作物を公開するなど、第三者の知的財産権を侵害すること
  6. サービス運営を妨害する行為
  7. Yahoo! JAPANが不適切だと判断するもの

「違反報告」のYahoo知恵袋の場合

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ガイドライン違反があると判定されれば、1週間程度でYahoo側が削除してくれます。気を付けることは、削除されないからといって、短時間に何度も通報しないことです。

違反報告で削除できない場合は、弁護士へ削除相談することをオススメします。

弁護士に削除依頼すると何をしてくれる?

yahoo知恵袋対策として、「通報」で消えない場合は、弁護士による法的削除があります。

弁護士は、次の手順をとることになります。

手法は、プロバイダ責任制限法に基づき、送信防止措置依頼書で削除申請を行う方法(裁判外)と、裁判所の仮処分の決定をとる(訴訟)やり方があります。

料金はかわってきますが、権利侵害とYahoo側の対応によって、裁判までいかないで済むケースもあります。

裁判外による方法

  1. ヤフー株式会社へ、誹謗中傷投稿の削除依頼、発信者のIPを開示請求を行います。(削除のみの場合もある)
    発信者情報開示請求書送信防止措置依頼書は、以下の住所に送ります。

    プロバイダ制限責任法に基づく申請の宛先:
    〒102-8282
    東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
    ヤフー株式会社 コーポレート政策企画本部 ネットセーフティ企画室
    参考URL:プロバイダ責任制限法に関する申告を行う方へ(Yahooサイト)

    こちらの法的な意味を込めて、「簡易書留」や「内容証明」で送るとよいでしょう。弁護士に相談すれば、対応してくれます。

    ※書類で対応しない場合は、裁判所へ仮処分を求める訴訟を行います。

  2. 開示された当該IPアドレスの経由プロバイダに対して裁判外で、契約者の名前、電話番号、住所を開示請求することになります。
    こちらも、プロバイダ責任制限法もしくは、裁判による申請を行います。
  3. その後、投稿者の氏名、住所が判明し、投稿者に裁判外で損害賠償請求する

と言うのが、大まかな流れになります。

削除のための送信防止措置依頼書を自分で記入して申請することも行えますが、弁護士が申請した方が、より権利侵害の事由など、明確に書いてくれので削除の可能性が高まります。
法的に裏付けのとれた主張であれば問題ありませんが、法的にも解釈が間違った権利侵害事由等を書いてしまうと、申請がとおらないと考えられます。

裁判による方法(削除と書き込み者の特定)

  1. ヤフー株式会社へ、裁判による削除と発信者情報開示の仮処分申請
  2. ヤフー株式会社から発信者情報IPが開示された場合、IPアドレスの管理プロバイダに対する発信者情報開示請求
    ・削除・発信者情報開示の裁判(仮処分又は訴訟)
  3. 投稿者の氏名・住所が判明し、投稿者に対する損害賠償請求の裁判(訴訟)or示談

書き込み犯人の特定なら弁護士

投稿者を特定する発信者情報開示のためには、2回程、裁判所の仮処分をとる必要があるため、専門家に任せたほうが早く発信者にたどりつくことができます。

まずは、Yahooに対して、質問書き込みのIPを開示してもらう裁判所への仮処分申請。

さらには、IPから、プロバイダ会社を特定し(ネットに強い弁護士ならすぐに調べられます)、プロバイダ会社(NTTフレッツ、au光など)へ、利用者の氏名、住所、連絡先を入手する仮処分を裁判所へ申請いたします。権利侵害が大きな書き込みを知恵袋に行われ、発信者を特定して、損害賠償請求したい場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

Yahoo知恵袋対策の弁護士費用

項目 着手金 報奨金
知恵袋削除(交渉・裁判外) 5万円~ 5万円~
知恵袋削除請求(仮処分・裁判) 10万円~ 10万円~
プロバイダへ発信者・犯人特定
(交渉・裁判外)
5万円~ 5万円~
プロバイダへ発信者・犯人特定
請求(仮処分・裁判)
10万円~
損害害賠償請求(交渉・裁判外) 10万円~ 相手から得た額の10%~
損害害賠償請求(訴訟) 20万円~ 相手から得た額の10%~

プロバイダ責任制限法による裁判外で行うか、裁判所の仮処分によるかで費用には大きな差がでます。また、弁護士費用は自由化されているため、上記はある弁護士費用相場をまとめているだけですので、弁護士事務所によって差があります。さらに、高い安いだけではなく、削除の実力や、削除できるかどうかの経験による判断等、サービス内容や実力も違いますので、価格だけではなく、実力と合わせて検討するのが良いでしょう。

ただし、Yahoo知恵袋対策で弁護士費用を出費する目的は、誹謗中傷による営業への打撃を減らし、名誉毀損がなくなること。さらに、最終的には損害賠償を獲得することも可能ですので、総合的なメリット、デメリットを考慮したうえで判断するのがよいでしょう。

Yahoo知恵袋対策における弁護士削除の現状

ヤフー㈱は、知恵袋は、あまり権利侵害の程度が高くないと思われる記事の削除請求に、弁護士による裁判外での削除申請で応じることがあります。

裁判外の請求で削除ができるかは、裁判になれば削除が認められるかという権利侵害の程度だけでなく、担当者の個性に影響を受けている可能性が高いです。

但し、一般の方の削除申請より、弁護士による削除請求が通りやすいかといえば、法的な訴訟を背景をとする削除申請なので、一般論として通りやすいと考えられるでしょう

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