電話帳ナビに電話番号が登録されていた!電話番号や悪評を削除したい

Office table with blank notepad and laptop

皆さんは、「電話帳ナビ」をご存知ですか?インターネット上の電話帳のようなもので、迷惑電話などをすぐに判別できるサービスが幅広く受け入れられています。基本的に、個人の利用者にとっては良い面が多いこのサービス。しかし、お店や企業の電話番号なども登録されているため、悪い口コミが書かれてしまうこともあるようです。今回は、「電話帳ナビに登録された電話番号や口コミなどが削除できるのか」について解説します。

電話帳ナビ

まずは、「電話帳ナビ」というサービスについて理解していきましょう。

電話帳ナビとは?

では、「電話帳ナビ」とは一体どんなサービスなのでしょうか。

電話帳ナビとは、全国の施設・団体・お店・企業の電話番号を登録したネット上の電話帳です。電話帳ナビでは、どこの電話番号かを登録しているだけではなく、電話番号に関する口コミ情報なども一緒に登録しています。基本的には、随時情報が更新されているようです。また、電話番号による検索だけでなく、お店の名前などから口コミなどもチェックでき、無料の口コミサイトとしても機能しています。基本的に登録は不要であり、全てインターネットから無料でアクセスすることができます。もっとも、一部機能を使うためにはユーザー登録が必要です。

「電話帳ナビ」は、ユーザーと事業者との橋渡しができるような情報発信コミュニティを目指しているようです。サイト側としては、ユーザーへの利便性を提供するだけではなく、事業者に対しても、利用者の誘導や収益向上にも繋がる情報を提供したいと考えています。

以上から、「電話帳ナビ」は、インターネット上の電話帳のようなものと理解しておけばよいでしょう。もっとも、口コミがあるという点では、コミュニケーションツールとしての役割も果たしていると言えます

利用者の利用方法

気になるのは「どのような用途で使われているのか」ですよね。

一番メジャーな使い方は、アプリからの利用です。スマホに電話帳ナビのアプリをダウンロードし登録すると、電話帳ナビの独自のデータベースと照合し迷惑電話かどうかを判別してくれるという機能を使用することができます。知らない番号から電話番号がかかってきたときに、電話に出ようか躊躇することがありますよね。そんなとき、迷惑電話か個人の電話かを即時に判断してくれるので、便利というわけです。

実際、近年の統計では架空請求などによってお金をだまし取る詐欺行為について、被害者の6割以上が30歳以下という結果が出ています。具体的には、アダルトサイトを利用時にサンプル画像をクリックしただけで請求画面が表示され、電話番号などの個人情報を入力してしまう。そして、その後電話などで連絡があり詐欺被害に遭ってしまうというケースです。

振込みがない場合には「職場にバラす」などと脅すことにより、お金をだまし取る手口が横行しています。このような詐欺は、特殊詐欺と呼ばれていますが、オレオレ詐欺などもこれに含まれます。特殊詐欺の被害は、2016年度だけで14151件となっており、被害総額は406.3億円 です。

このような詐欺被害がある状況から考えると、知らない電話番号が迷惑電話かどうか判別してくれるのは大変ありがたいサービスであると言えます。

電話番号の登録方法

では、どのようにして電話番号が登録されているのでしょうか。

電話番号の収集方法については、はっきりとは公開されていません。企業秘密であることも理由かもしれませんが、ここは定かではありません。簡単にいうと、独自に開発した電話番号収集システムにより、登録されているようです。人為的ではなく、独自のアルゴリズムによって電話番号を収集しているため、公開されている電話番号は登録されていると思って間違いないと思います。また、営業で使った電話番号なども口コミにより登録されている可能性は高いと思います。

詐欺などの迷惑電話については、アスピス(ASPIS)と呼ばれるシステムを利用することにより電話番号が登録されていきます。基本的には常に最新の電話番号が自動で集積され、信頼性も100%近いと自負されています。最近では、詐欺グループの電話は、多数の携帯電話に自動発信&自動音声で電話をかけるシステムが利用されており、この点が情報集積のポイントとなっているのかもしれません。

このように、お店や企業など公開している電話番号は基本的に登録されていると思って間違いないでしょう。また、営業電話についても口コミ利用者によって登録されている可能性があります。

電話帳ナビに登録された場合の想定される影響

クチコミの影響

次は、電話番号や口コミが登録された場合の影響についてみていきましょう。

悪意のある口コミは排除される

企業やお店を経営されている方が気になるのは、口コミではないでしょうか?悪意のある口コミにより、風評被害が出ることを懸念される方も多いと思います。

これについて、「電話帳ナビ」では対策を講じているようです。まず、「電話帳ナビ」には、感情計測アルゴリズムというものを搭載しています。これは悪意のある口コミを自動的に排除する機能を持っています。文面から悪い感情を計算し、誹謗中傷と本当の悪い体験談を判断して、悪意ある口コミは削除されるようになっています。そのため、基本的には、何の根拠もない悪評に悩まされる心配はないようです。ですが、アルゴリズムが絶対というわけではないと思いますので、中には悪意ある口コミが削除されないケースも想定できると思います。

被害報告

では、登録されたことにより被害を受けたという方はいるのでしょうか。

基本的には利便性の高いサービスで、上記の感情計測アルゴリズムの結果といえるかもしれません。

しつこい営業電話

もっとも、営業電話などをしつこくかけた場合、自分の氏名や会社なども登録される可能性があり個人情報が漏洩する可能性はあります。また悪評の場合、体験談であったとしても感じ方は人それぞれであり、飲食店などの店舗運営への影響は計り知れません。さらに、悪意のある人物によって電話番号が登録され、変な電話がかかってくる可能性は否定できません。そのため、登録された場合の影響なども先に想定しておくべきです。

営業電話は、「嘘」がはいっていたり、「顧客」を装って電話するケースがありますが、こういった手法だと、口コミに掲載されます。

登録された時の影響

次は、登録された場合の影響をみていきましょう。

悪評が書かれてしまい営業損害

まず、第一に「悪評が書かれてしまい営業損害が出る可能性がある」ということです。

基本的には、悪意のある口コミは排除されるため、体験談がベースとなると思います。悪い口コミの場合、企業やお店としてはサービス向上につなげていくための貴重な情報源となります。他方、悪い面としては、悪い口コミにより顧客が離れていってしまう可能性があるということです。これは営業損害にもつながりかねないので、放置することは大変危険といえるでしょう。また、度を超えた悪評は、削除してもらうなどの対策を講じる必要があります。

営業電話に出てもらえない

第二に、「営業電話に出てもらえない」ということです。

お仕事で営業の電話をかける方も多くいらっしゃると思います。しかし、電話帳ナビのサービスをお客様が利用している場合は、すぐに「営業電話」だと判別されてしまうため、電話に出てもらえない可能性が高くなります。サービス向上のためのアンケートなどで電話をかけることもあると思いますが、これも「営業電話」と一括りにされてしまう可能性も考えられます。

個人が被害を受ける可能性もある

第3に、「個人が被害を受ける可能性もある」ということ。

基本的に個人の電話番号が登録されることはないようです。もっとも、誰かの嫌がらせで自分の電話番号とともに電話番号が公開される可能性もあります。

このように、企業やお店側にとっては良い面だけではないサービスです。もちろん、このサービスの口コミなどからサービス向上につなげられるというポジティブな対策もとることができます。

電話帳ナビの電話番号や口コミを削除

次は、登録された電話番号や口コミを削除する方法をみていきましょう。利用規約を確認した上で、削除の方法を解説します。

利用規約における投稿情報の取り扱いについて

まずは、「電話帳ナビ」の利用規約を確認していきましょう。

投稿情報の著作権について

「電話帳ナビ」は独自の利用規約を設けています。利用規約第4条では、投稿情報の著作権についての定めがあります。

まず、4条2項・3項の投稿情報の著作権についてみてきましょう。

規約には、「利用者が、本サービスを利用して投稿を行った時点で、その投稿内容や評価の点数にかかる著作権の一切は当社に対して無償で譲渡されたものとし、当社および当社の利用許諾を受けた第三者が無期限・無制限に利用できるものとします。また、利用者は、当社および当社の利用許諾を受けた第三者に対して著作者人格権(公表権、氏名表示権、同一性保持権)を一切行使しないものとします。」、そして、「本サービス内のコンテンツにかかる著作権は、すべて当社に帰属します。」と記されています。

これを要約すると、投稿した口コミ内容などについては、利用者に帰属するものではなく、「電話帳ナビ」に帰属するということです。ここから読み取れるのは、投稿内容に問題がある場合は、著作権者であるサイト側に連絡すべきということです。

削除権限について

次に、第5条の削除権限について見ていきます。

第5条では、「次に掲げる場合には、投稿情報の違法性・規約違反の有無に関わらず、関連する情報について、その全部もしくは一部の削除または公開範囲の変更等の措置を行うことができるものとします。なお、本条の定めは当社の投稿情報の削除義務を規定するものではなく、措置の採否および内容は当社の裁量によるものとします。」と柱書きに定めがあります。

そして、「次に掲げる場合」としてあげられているのは、以下の通りです。

第1項
公的な機関または専門家から、投稿情報について、違法性、公序良俗違反または他人の権利を侵害する等の指摘、意見表明があった場合。
第2項
権利者と称する者から、投稿情報が自分の権利を侵害する旨の申告があった場合。
第3項
投稿情報内容それ自体または当該情報を投稿した利用者が本規約に違反する場合。
第4項
その他当社が適当と考えた場合。

この第5条を要約すると、サイトに公開された情報はサイト側自身の裁量において、公開・非公開・削除などの措置がとれるということになります。そして、利用者や登録された側からの削除義務に応ずる義務はなく、「違法性、公序良俗違反または他人の権利を侵害する」場合や、「権利者から権利侵害の申告があった場合」、「利用規約に反する場合」などの場合に削除する可能性があるということです。

ここから読み取れるのは、削除申請をしたからとって、絶対削除されるというわけではないということです。もっとも、権利侵害などの深刻な被害が出ている場合は、対処する可能性が高いということでしょう。

このように、電話帳ナビの利用規約では、口コミや電話番号の削除について規定しています。これらを理解した上で、削除申請の方法についてみていきましょう。

口コミや電話番号の削除依頼申請方法は?

では、肝心の削除依頼の申請方法を確認していきましょう。

削除依頼の方法について、特に定まった方法が規定されているわけではありません。そのため、基本的には以下のURLのお問い合わせフォームから削除依頼を申請します。

・お問い合わせフォーム https://www.telnavi.jp/inquiry/

申請方法は簡単です。まず、お問い合わせ区分で「事業者」を選択します。その後、事業者名や氏名、連絡席電話番号、メールアドレスなどを記入します。そして、最後に「お問い合わせ内容」に削除依頼の内容を書き込みます。

内容としては、①削除依頼の申し出、②何がどうあなたの権利を侵害しているのか、③削除依頼に応じてくれない場合は、法的手段も検討するということ、を記述すれば十分です。

仮に、個人である場合であっても、サービスの利用者でない場合は「事業者」を選択し、個人であることを「お問い合わせ内容」にて明示すれば良いです。

削除依頼例文

  1. X会社の「…」という口コミについて削除依頼を申請します。
  2. 「…」という口コミは、悪意のある口コミであり、弊社の営業利益を侵害するものです。
  3. 貴社にて「削除しない」との判断に至った場合には、専門家に相談した上で、法的手段を検討させていただきます。

電話帳ナビを自分で削除依頼をする場合の注意点

では、自分で削除依頼をする場合の注意点はあるのでしょうか?

以下が、注意点になります。削除依頼をするにあたって、次のことを理解しておきましょう。

削除が必ず実行されるわけではない

まず、「削除が必ず実行されるわけではない」ということです。
「4-1-2.削除権限について」でもお伝えした通り、最終的な判断は、「電話帳ナビ」の運営側の判断に任されています。明らかな法的侵害がある場合はともかくとして、微妙な判断が必要な場合は削除されない可能性もあると、考えておいてください。

被侵害利益は客観的に記述すること

次は、「被侵害利益は客観的に記述すること」が大切です。
被侵害利益とは、実際に侵害される利益のことです。具体的には、営業利益やプライバシー権などが挙げられると思います。曖昧な表現で「不当である」や「不快である」と表現したところで、削除が実行されることはありません。利用規約に照らし、具体的かつ客観的に表現することが大切です。

削除依頼が実行されるまでの期間

最後に、削除依頼が実行されるまでの期間についてです。

実際に問い合わせをした後、どのくらいで返事が来るのか、削除が実行されるのかについて公式サイト上に定めはありません。常識的に考えて、1週間以内になんらかの返答がなされるはずです。なんの応答もない場合は、エラーで伝わっていない可能性もありますので、もう一度申請してみると良いでしょう。申請日の次の日など、複数回削除申請をすると威圧的に取られかねないので、一定期間おいて次の行動に出ることが大切です。

このように、自分で削除依頼を申請する場合は、上記3点について注意が必要です。自分で削除依頼を行ったあと、うまくいかなかったという場合は、次の解決策を検討しましょう。

電話帳ナビで削除が実行されない。そんなときは、弁護士に相談を

問い合わせによる削除依頼をしても実行されない場合や、自分で行う自信がない場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士がとる手段としてはまず、法的に依頼人の利益を侵害していることを伝え、削除依頼を請求します。そして、削除が実行されない場合は、裁判所で当該口コミコメントの差し止めの仮処分を請求します。これだけでなく、営業損害などが発生している場合には、損害賠償を請求することも可能です。個人の場合は、プライバシー侵害や誹謗中傷による慰謝料を請求することも考えられます。

どう対応したら良いのかわからなくて困っている。そんなときはまず、お近くの弁護士事務所や法律事務所にご相談ください。

誹謗中傷に強い弁護士が無料相談いたします

ネット誹謗中傷で悩まれている方は、今すぐ弁護士にご相談ください。書き込みの削除、犯人の特定が可能性があります。

  1. 匿名掲示板に個人情報、名誉毀損の書き込みされた
  2. SNS/ブログなどで誹謗中傷をされている
  3. 会社(法人)/お店の悪い評判が書かれ風評被害を受けている
  4. 書き込み犯人を特定したい
  5. 名誉毀損の慰謝料請求、損害賠償請求をお任せしたい

ネット誹謗中傷に強い弁護士に無料相談することで、解決できる可能性があります。弁護士に任せて頂ければ、被害者の方は平安な生活を取り戻すことができます。

1つでも当てはまる方は1人で悩まず、今すぐ弁護士に相談しましょう。

【東京都・中央区】
弁護士法人YMP
 現在営業中( 本日9:00~22:00 ) ]

2ch、5ch、爆サイ、ホスラブ、SNS、検索結果の削除を得意としております。電話相談も対応可能です。

2ch、5ch、爆サイ、ホスラブ、SNS、検索結果の削除を得意としております。電話相談も対応可能です。

弁護士法人YMPは、2chや爆サイ等をはじめとする掲示板のネット誹謗中傷問題の解決を得意としております。プライベートな案件などに関しましても、当然のことながらご相談者様の秘密を守秘し、ご相談者様の悩める心情に寄り添いながら、解決に向かって迅速に業務を遂行してまいります。
 現在営業中( 本日9:00~22:00 ) ]
お電話でのお問い合わせはこちら
050-5267-6228
[電話受付]平日  9:00~22:00 土日祝 9:00~18:00
電話する 弁護士詳細情報はこちら
都道府県から誹謗中傷に強い弁護士を探す
この記事が役に立ったらシェアしてください!