ネットいじめから子どもを守る!親が絶対知っておくべき4つの解決法

Cyber bullying by phone text message

「ネットいじめ」とは何が問題か?

「ネットいじめ」とは、スマホやPCを使って、ネット上のウェブサイトの掲示板に友達の悪口や誹謗中傷、プライベートな事柄、名誉毀損の内容を書きこむ行為、あるいは、メールやSNS(Twitter、LINE)を使って悪口を伝える行為を指します。

あるいは、LINEのグループに、特定の子供を入れずに、陰口をみんなで書き込んだり、あるいは、特定のグループだけ情報共有して仲間はずれにする行為「グループはずし」があります。

SNSであれば、相手がわかることもありますが、Twitterの場合匿名性が高いため、誰が悪口をかきこんでいるのかわかりません。

2ちゃんねるなどの掲示板への名誉毀損の書き込み、プライバシー権の侵害は、登校拒否や出社拒否の要因になります。

特に、Twitterや掲示板は拡散性が高いため、全生徒が知るところとなったり、会社全体にその悪口が拡散する恐れがあります。

メールが執拗におくられてくれば、人間不信や恐れ、恐怖がその人の心に生じて、うつ病やパニック障害を起こす恐れがあります。

ネットいじめ原因に「スマホ普及の低年齢化」

ここ10年ほどでインターネットが急激に普及し、今や小学校からパソコンの授業があります。さらにSNS使用目的でのスマホ普及が一気に進んだということもあります。

  • 神奈川県教育委員会が昨年調査したところ、小学生の携帯・スマホ所持率は2012年に比べて約2割増えて6割を超えた
  • 中高生ではスマホ所持率が伸び、中学生で7割、高校生で9割となった
  • 使用目的は「SNS」が中学生で43%、高校生が61.3%と最多

小学生、中学生あたりまえにスマホを使ってSNSを使用する今、インターネットを介して行われる「ネットいじめ」「SNSいじめ」「LINEいじめ」「Twitterいじめ」が問題となっています。

学校で行われる直接的ないじめと異なり、ネットいじめは本人も気づかない間に掲示板などに悪口を書かれてしまうケースもあり、わけが分からないまま無視されるようになった・・・といったケースも少なくありません。

ネットいじめの早期発見のためにも、ネットいじめにはどのようなものがあるのか、またどのように対処すれば良いのでしょう。

ネットいじめの件数と実態(文部科学省調べ)増加傾向

いじめの認知件数のうち、「いじめの態様」の区分で「パソコンや携帯電話等での誹謗中傷や嫌なことをされる」の件数は平成28年度で、10,779件(いじめの認知件数全体に占める割合3.3%)にのぼります。

(単位:件、%)

区分 小学校 中学 高校 特別支援学校
H25年度 1,712
(1.4%)
4,835
(8.8%)
2,176
(19.7%)
65
(8.5%)
8,788
(4.7%)
H26年度 1,607
(1.3%)
4,134
(7.8%)
2,078
(18.2%)
79
(8.2%)
7,898
(4.2%)
H27年度 2,075
(1.4%)
4,644
(7.8%)
2,365
(18.7%)
103
(8.1%)
9,187
(4.1%)
H28年度 2,679
(1.1%)
5,723
(8.0%)
2,239
(17.4%)
138
(8.1%)
10,779
(3.3%)

※平成 28 年度問題行動等調査(インターネット上のいじめ対策の取組状況 – 総務省 – P136)

特に、中学生の件数が多いということと、高等学校でのいじめの2割がネットいじめであることがわかります。また、毎年、ネットいじめの件数が伸びていることがわかります。

ネットいじめの事例

事例1:掲示板・ブログ、学校裏サイト、学校勝手サイト

2ちゃんねるのような掲示板、ブログ、裏サイト、インターネットサイトに特定の子どもの誹謗・中傷などを書き込み、いじめになるケースが非常に多いです。

時には公開された掲示板などに実名、写真、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報、もしくは個人が特定できることが書かれたりすることもあります。

また、学校裏サイトに個人情報やプライバシー権侵害の情報が書き込まれているケースもあります。学校裏サイトは、IDやパスワード認証で部外者が閲覧できないようにしたり、携帯電話からのアクセスのみ許して、PCからのアクセスを拒否するよう設定していることもあります。

そのほかにも、生徒自らが学校勝手サイトを作るケースがあります。学校勝手サイトとは、子ども同士が勝手にウェブサイトをつくって、そこでコミュニケーションをしているサイトの総称です。それ以外にも、2ちゃんねるのような、スレッド型学校勝手サイトもあり、建設的な意見交換がされるケースもありますが、荒れるケースもありますので、注意が必要です。

事例2:プロフを使ったなりすまし

またいじめられている子の名前を使って無断で出会い系サイト、アダルト系サイト、プロフィールサイトに登録したり、プロフやブログなどを作成し、その子の電話番号やメールアドレスなどの個人情報を掲載し、掲載された子が知らない人からメールや電話が頻繁に来るようになった、というケースもあります。個人写真が掲載されると精神的なショックは大きなものとなり、心に大きな傷がつきます。

プライバシーの侵害や、名誉毀損は立派な犯罪ですから、法律も整備されておりますので、弁護士に依頼すれば、最後まで問題書き込みの「削除」にとどまらず、誰が書いたのか突き止めることが可能です。

事例3:匿名メール、チェーンメール

最近はフリーメールアドレスのサービスが普及し、誰でも簡単に複数のアドレスを取得できるようになったため、メールによるネットいじめも増えています。いじめられている子は、誰から送信されているのかも分からないまま、誹謗・中傷のメールを受けとることになります。

また、メールをつかったいじめには、チェーンメールによる誹謗中傷があります。昔、「不幸の手紙」といわれたEmail版です。このメールが届いたら2時間以内に、10人に転送しないと不幸が訪れます。あるいは、いじめの対象となります。などと記載されています。いじめの対象となっている子供の画像、プライベートな画像、と一緒に「うざい」「死ね」などとかいてあったりして、一気に拡散されます。この場合の精神的なショックはかなり大きなものとなります。

事例4:LINEいじめ

LINEいじめは、積極的なものと、仲間はずれ「グループはずし」にするものとふたパターン存在します。

LINE積極的ないじめ-「きもい」「うざい」「死ね」「臭い」「消えろ」

「ざまあみろ」と書き込みをされたり、「死ねばいいのに」とか、「ウザい」、「キモイ」などといった、悪口や名誉毀損のワードをグループトークで言われながら、自殺に追いやるケースです。

LINEいじめはささいなことからおきます。たとえば、LINEはリアルタイムなレスポンスが期待されます。スマホを置いて外出していた時に、友達グループLINEから連絡が来たとき返事ができずに、「返事がない」と、「死んだのか?」「たぶん死んだよ!花を添えよう!」などと書き込みがされました。帰宅した時、事態の深刻さに気づき即時連絡したが、反応がなく、かわりに、翌朝学校にいくと机の上に白い花がおいてあるといういじめがおきました。

SNS依存症におちいっていると、すぐに連絡がほしいという欲求があり、自分の思い通りの反応がおきないと、懲らしめの意味もこめてイジメが起きてしまいます。

LINE「グループはずし」いじめ

「仲間はずれ」にするパターンは、書き込みをすると無視するケースです。「KS」既読スルーとも言われます。さらに、学校で会っても話についていけない。友人たちは自分を除いてLINEで別のグループを作り、そこでやり取りしていたと後で知り、学校に行けなくなるケースです。

仲間はずれになる原因やきっかけも些細なケースです。友達から、「なんか今朝寒いよね」というLINEを送られたが、朝の身支度でドタバタしていたこともあり、既読したが返信できず、結果的に既読スルーしてしまった。見たのに返信しない人と断定され、グループはずし、無視が始まるケースがあります。

LINEの利用規約ではいじめ禁止

LINEには、利用規約に「誹謗中傷の禁止」がありますが、表面では見えづらく、LINEの運営会社側も、電気通信事業法で通信の秘密が定められており、投稿を監視はできません。

こうしたネットいじめが発覚した場合は一刻も早い対応が必要となります。

ネットいじめ対策と4つの解決策

解決策1.掲示板やブログいじめ、学校裏サイト、学校勝手サイトの対処法

匿名性の高い掲示板やブログなどにの誹謗・中傷の書き込みなどを発見した場合は、掲示板等の管理者に削除依頼を申請して削除してもらうことができます。

管理者に申請しても削除されない場合や、管理者への連絡の仕方が分からない場合などは、プロバイダへ削除依頼を行うことができます。
それでも削除されない場合は、ネットに強い弁護士、警察や法務局などに相談すると良いでしょう。

さらに、削除しただけでは、本人の根本の解決になりません。掲示板に誰が書き込んだのか?メールは誰が送信したのか?ネットに強い弁護士であれば、発信者を特定することができます。

プライバシー情報が洩れているようだが、ネット上でその理由がわからない、また子供たちが不安を感じている場合があれば、学校裏サイトで誹謗中傷されている可能性があります。その場合学校裏サイトを専門的に調査や監視するサービスを提供している業者に相談するとよいでしょう。学校裏サイトチェッカーというツールもありますので、無料で確認することもできます。

関連記事
Classroom of japanase high school
学校裏サイトの見つけ方と監視!誹謗中傷削除の全手順を解説
学校裏サイトとは、特定の学校の情報や話題を取り扱う非公式のコミュニティサイトです。 現在、存在する裏サイトのほとんど…

解決策2:プロフを使ったなりすましの対処法

こちらは、ネットに強い弁護士依頼すれば、誰が書き込んだのか犯人を割り出すことができます。悪質な嫌がらせですが、証拠がないまますすめても自体は解決しませんので、いったい誰がおこなったのか、調べることが重要になります。

解決策3.メール、チェーンメールによるいじめの対処法

メールでのネットいじめに関しては、メールアドレスを変更する、また、迷惑メール設定をしてフリーメールアドレスからは受信しないようにするといった対策が可能です。これらの方法はあくまでも一時的な対策であり、いじめの根本解決とまではいきませんが、ネットいじめの応急処置としては極めて重要です。

また、ネットに強い弁護士依頼すれば、メールをおくってきた犯人を特定し、悪質な嫌がらせやいじめの解決につなげることができます。

チェーンメールの場合、こういったメールがどこから送られてきた、受け取った子供がそのまま転送するのではなく、「おかしい」と感じる子供が大人に報告できるようにコミュニケーションをよくとっておくことです。早めに大人が気づいて、チェーンメールをとめ、転送したものも同様に大きないじめの罪に加担していることを教えていく必要があるでしょう。

最近では、Twitterのリツィート機能で拡散するケースもありますがやっていることはほぼ一緒の問題です。

解決策4.LINEいじめの対処法

LINEの場合、クローズされたグループ内でのいじめのため、表面に出にくいです。こちらも、LINEのアカウント自体を子供が削除してしまうことが無難です。

基本的に子供は親に心配をかけたくないと考えており、実際のいじめも、一見判断がつかないことがあります。なおさら、SNSの場合、ネットでのやり取りであるため大人の目が届きにくいことがあります。

まずは、お子さんが相談しやすい環境になるように家庭内でのコミュニケーションを自然と深めておくこと。また、学校との連携を深くして、お子さんの変化に敏感になることで、深刻になるまえに明るみにでることがあります。

お子さんから相談を受けた場合、即時、学校と連携をする、あるいは、弁護士を相談して、法的な名誉毀損、権利侵害を主張して解決を図ることが重要になります。

無料相談!警察や法務局・地方法務局も積極的に利用しよう

相談窓口として、弁護士に依頼すれば、削除や犯人の開示はスムーズに進みますが、費用が気になるところです。無料相談に応じる弁護士もおりますが、それ以外に国の機関として、警察や法務局があります。

文部科学省の警察へ相談・通報すべきいじめ事案

各都道府県教育委員会教育長、各指定都市教育委員会教育長等あてに、文部科学省は、平成24年11月2日付初等中等教育局長通知「犯罪行為として取り扱われるべきと認められるいじめ事案に関する警察への相談・通報について(通知)」において、犯罪行為として取り扱われるべきと認められる事案については、早期に警察に相談し、警察と連携した対応を取ることが重要であること、また、いじめられている児童生徒の生命又は身体の安全が脅かされているような場合には、直ちに警察に通報することが必要であることを周知いたしました。

その中で、明確に、「パソコンや携帯電話等で、誹謗中傷や嫌なことをされる。」ことを脅迫(刑法第222条)、名誉毀損、侮辱(刑法第230条、231条)の刑罰法規に当てはまるとしています。

事例:学校に来たら危害を加えると脅すメールを送る。
事例:特定の人物を誹謗中傷するため、インターネット上のサイトに実名を挙げて「万引きをしていた」、気持ち悪い、うざい、などと悪口を書く。

と、事例を挙げておりまして、つまり、警察に通報すべき案件であると文部科学省は通達しています。よって、警察に通報するのも一つの方法です。

インターネットの人権侵害は法務局に相談する

法務省の人権擁護機関では,人権相談をインターネットでも受け付けています。

パソコン(子ども用)はこちら(sos-eメール)
パソコン(大人用)はこちら

ネット上に掲載されたいじめ、悪口、噂、誹謗中傷、風評被害の削除方法や犯人の特定方法に関して、法務局に相談するとよいでしょう。

関連記事
法務省
法務局に相談!インターネットを悪用した人権侵害被害を受けた方へ
近年、インターネットによって簡単に情報が入手できるようになり、とても便利になりましたが、その分リスクも増加しています…

ネットいじめと名誉毀損には、「弁護士法律相談」を

警察は、「ネットいじめ」にはあまり積極的には動いてくれないこともあります。ただし、それ以外にも、法務局、教育委員会、学校、弁護士などあらゆる相談機関に相談しながら、解決を図ることが大切です。

ネットいじめの場合、ばれないだろうと子供たちは考えて気軽に悪口を書いてしまっていますが、ネット技術が進歩しており、人権を保護する法律が整備されておりますので、犯人を突き止め、損賠賠償だけではなく、問題行為をやめさせることができます。

ネットに強い弁護士に、「削除」と「発信者の特定」を行ってもらうことで、事態が改善することがあります。更には、学校側の誠意ある対応がなければ、訴訟をしてでも、子供の権利を守る必要があります。

SNSいじめは、ネットの裏にかくれて表に出にくいですが、必要に応じて、ネットに強い弁護士による対策で明るみにだし、解決をはかることも一つ方法であると覚えておきましょう。

まずは、弁護士は無料で相談を受け付けているケースもすくなくないことから、電話相談してみるとよいでしょう。

誹謗中傷に強い弁護士が無料相談いたします

ネット誹謗中傷で悩まれている方は、今すぐ弁護士にご相談ください。書き込みの削除、犯人の特定が可能性があります。

  1. 匿名掲示板に個人情報、名誉毀損の書き込みされた
  2. SNS/ブログなどで誹謗中傷をされている
  3. 会社(法人)/お店の悪い評判が書かれ風評被害を受けている
  4. 書き込み犯人を特定したい
  5. 名誉毀損の慰謝料請求、損害賠償請求をお任せしたい

ネット誹謗中傷に強い弁護士に無料相談することで、解決できる可能性があります。弁護士に任せて頂ければ、被害者の方は平安な生活を取り戻すことができます。

1つでも当てはまる方は1人で悩まず、今すぐ弁護士に相談しましょう。

【東京都・中央区】
弁護士法人YMP

2ch、SNS、検索エンジン問題解決を得意としております。解決に向かって迅速に対応

2ch、SNS、検索エンジン問題解決を得意としております。解決に向かって迅速に対応

弁護士法人YMPは、2chや爆サイ等をはじめとする掲示板のネット誹謗中傷問題の解決を得意としております。プライベートな案件などに関しましても、当然のことながらご相談者様の秘密を守秘し、ご相談者様の悩める心情に寄り添いながら、解決に向かって迅速に業務を遂行してまいります。
お電話でのお問い合わせはこちら
050-3759-5329
[電話受付]平日  10:00~18:00
電話する 弁護士詳細情報はこちら
都道府県から誹謗中傷に強い弁護士を探す
この記事が役に立ったらシェアしてください!