リベンジポルノ削除！弁護士に被害相談｜依頼・訴える・対処法

リベンジポルノとは、付き合っていた元恋人や離婚した元配偶者への仕返しとして、相手の裸の写真や動画などをリベンジサイトや掲示板で公開・拡散する行為です。

ネット上に一度リベンジポルノで拡散された画像は、特に海外サイトだと削除することが難しいケースも多いです。

リベンジポルノ被害者の精神的ダメージは相当に大きく、問題になっています。

この解説記事では、Yahoo!知恵袋やブログでも話題の、リベンジポルノ画像を消したい時の被害相談先、画像や動画の削除依頼、訴えるには、法律、晒し事例、被害に遭った時、拡散された時の損害賠償や慰謝料請求までの対処法、弁護士依頼を説明いたします。

リベンジポルノの罰則

リベンジポルノ防止法では、第三者が、被写体（元恋人や元配偶者を想定）のプライベートで撮影した性的な画像や動画などをインターネットなどを通じて不特定又は多数の人に対して提供した場合に罰されます。

実際に性的な画像や動画をネット上などにアップして掲載した人は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金刑に処せられます。

また、画像や動画のアップロードなどのために性的な情報物を提供した人は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金刑を科せられます。

ただし、リベンジポルノ防止法は、親告罪なので被害者による刑事告訴がない限りは処罰を受けません。

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リベンジポルノの拡散事例

リベンジポルノの代表的な事例として、三鷹ストーカー殺人事件があります。

リベンジポルノ防止法制定のきっかけとなった事件です。

この事件の被害者は当時18歳だった女子高生です。被害者の方から男性へ別れ話が切り出されましたが、交際相手の男性は、ストーカー行為を繰り返すようになります。

2013年10月8日、自宅に被害者がひとりでいるところに侵入して待ち伏せし、被害者を持っていたナイフで刺し殺したのです。

被害者との交際中に撮影した性的な画像や動画を拡散（通称：リベンジポルノ）しました。

削除したい！リベンジポルノ被害相談と訴えるまでの対処法

リベンジポルノは、どこに相談したらよいか、そしてその後削除依頼・訴えるまでを対処法を確認して参りましょう。

まず対処法として、被害相談として、警察へ相談するのが良いですが、ただし、リベンジポルノに対して、すぐに警察が対処してくれるとは限りません。

ネット上のリベンジポルノの拡散被害は、警察の対応が遅く、真剣に取り組んでくれないケースもあります。

警察の動きが鈍い場合、リベンジポルノは、まずネット被害に強い弁護士に相談することをオススメします。

リベンジポルノを弁護士に依頼すると、被害状況を把握し、わいせつ画像が掲載された掲示板、サイトに対して、弁護士が削除・発信者情報開示をし、削除、訴えるなどを行ってくれます。

ネットに強い弁護士は、リベンジポルノに対する警察の動かし方も熟知しているため、拡散した犯人を逮捕することができ、速やかな解決に至ります。

リベンジポルノの弁護士による削除の対処法

画像・動画のサイトに削除依頼請求

弁護士に依頼した場合、まずリベンジポルノの画像や動画が投稿された掲示板やサイト管理者に対処法として連絡をすることになります。

プロバイダ責任制限法に基づき削除を行ってくれ、削除に対応しない管理人には裁判所の「削除の仮処分」によってリベンジポルノの画像、動画を削除を進めます。

また、リベンジポルノの場合、単に、画像や動画だけを拡散したりせず、テキストで検索エンジンにひっかかるように、「名前」や卑猥な言葉と＋「個人名」で投稿されることもありますが、そういった投稿の削除も弁護士ならすすめてくれます。

GoogleやYahoo検索結果等の削除依頼請求

ただ、上記の対処法に対して、海外にあるサイトの場合は、すんなり削除対応してくれる管理人ばかりではありません。

その場合は、検索結果にそのURLが表示されないように検索エンジンにはたらきかけることが重要です。

弁護士に依頼すると、GoogleやYahoo、bingなどで被害者の名前で検索した場合に、リベンジポルノの画像や動画が表示されないようにも対応してくれます。

検索エンジンに、リベンジポルノが表示されなければ、アクセス数は限りなく０に近づけることができるのです。

Googleの検索結果に表示させない、Googleの検索結果から削除するという作業も、弁護士になら行ってくれるので対処法として相談してみましょう。

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被害相談！被害届を提出し、警察を動かす

被害相談として、警察に被害届を出すことになりますが、リベンジポルノという精神的な被害が絶大にもかかわらず警察の対応が消極的なことがあります。

弁護士によりますが、警察にも迅速に動いてくれる部署と、のらりくらり対応する部署があるので、警察の動かし方を知っている弁護士なら、リベンジポルノに対して迅速に動いてくれる部署を教えてくれ、また、警察に提出する証拠や警察に伝える情報、罪名などを的確に教えてくれます。

そして、警察は犯人が写真掲載を認めるところまで調書をとってくれます。

また、リベンジポルノの犯人に１回注意して終わり、というわけではなく、警察の方で捜査を進め、最終的には検察官送致をして処分を決めることになります。

訴える！損害賠償（慰謝料）請求・示談交渉をする

リベンジポルノ犯人から示談の申し入れがあった場合などは、弁護士が示談交渉を対応します。

また、訴える、つまり損害賠償（慰謝料等）請求をして対処法をとることになります。

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リベンジポルノ被害は弁護士相談で削除

今回は、Yahoo!知恵袋やブログでも話題のリベンジポルノ被害や削除、損害賠償などについて解説しました。

写真データは、故意であるにせよ、事故にせよ、流出する恐れがあるということを肝に銘じて、万が一流出しても問題ない写真だけを撮る、撮らせるという日ごろの意識付けが重要になります。

被害にあった場合は、まずは、弁護士の無料相談をして、削除依頼、訴えることをすすめることをオススメします。

リベンジポルノの問題は、どこまで情報が拡散しているのか？調査する部分が大事になります。ネットに強い弁護士は、IT技術を駆使して、どこまで情報が拡散したのか、被害の実態を正確に把握するスキルと知識を持ち合わせています。さらに、犯人の特定と証拠も抑えることができます。

リベンジポルノ解決に携わる弁護士には法律的な知識はもちろん、ネットに関する深い専門知識が必要となるため、専門的にあつかっているITに強い弁護士（通称、サイバー弁護士、IT弁護士）に相談し警察に被害届を提出することをお勧めいたします。