雑談たぬきの開示請求に強い弁護士6選【口コミ評判】
雑談たぬきやv系初代たぬき・V系ヲタヌ@たぬき、こたぬき掲示板などに自身の悪口を書かれて困ってしまい、弁護士に相談し…[続きを読む]
実は、そんな事例が数多く報告されています。
雑談たぬきは「V系たぬき」と同じようにヴィジュアル系ファンが集うサイトであることは同じですが、掲示板をわけていることで、本家とは異なる事情もあるようです。
*V系たぬきについては下記記事をご参考下さい。
今回は、「雑談たぬき」で誹謗中傷被害にあった場合の自分でできる対処法や弁護士に依頼した場合の費用についてお伝えします。
「雑談たぬき」とは、公式説明によると「V系以外の雑談をするためのたぬき掲示板」ということです。
一方、本家の「V系初代たぬき」では、V系に関する情報交換をするためにファンが集うこと目的としています。
ファン同士が交流できたり、好きなバンドの情報交換ができたりするため、V系ファンにとっては利用しやすい掲示板となっています。
V系とは異なる内容でスレッドが続く場合は「雑談たぬき」で話を続けてもらい、V系話は本家で行うという棲み分けをするために作られた掲示板となります。
ただ、V系のスレッドを立てることができないわけではなく、V系、ギャ、麺、ライブ、遠征、ネタ、物販などに関する軽い雑談程度であれば「雑談たぬき」「V系初代たぬき」問わず立てることが可能です。
関連性のないネタが「V系初代たぬき」で続くと、掲示板の住民に嫌がられることもあるので、このような対策をとったようです。関連性のないネタについては、時事ネタ関連のニュースから、アイドル関連の内容、宝塚、野球などまで幅広くあります。
このように、「雑談たぬき」は「V系初代たぬき」の雑談用掲示板ということになります。
次は、「雑談たぬき」の利用者層と誹謗中傷被害の実例を見ていきましょう。本家「V系初代たぬき」との違いはあるのでしょうか。
ではまず、利用者にはどんな層が多いのでしょうか。
基本的には、「V系初代たぬき」と同じ層となりますが、具体的に言うと、10代後半から20代前半の若年層が多いようです。「V系初代たぬき」と同様に、バンド情報をキャッチしたい人や、V系ファッション、バンドの話で盛り上がりたいというV系ファンが多いようです。
もっとも、ファン同士の交流目的だけではなく、出会い目的の利用者も一定数いるようです。
同じような趣味を持つ恋人を探したいというケースもありますが、援助交際などの違法な出会いを求めて書き込みが行われるケースもあります。これについては、管理人も明確に禁止しています。
本家の「V系初代たぬき」では、メールツール機能を利用することが可能です。
これにより、ファン同士が写真や連絡先を交換することができます。
ただ、先ほどお話した「出会い目的」で掲示板で知り合った相手とメールツールを使って個人情報や写真などの交換し、後に、喧嘩などにより、電話番号やメールアドレスなどの個人情報を掲示板に晒され身バレする問題が多発しています。
また「ファン同士の交流」でも問題となることがあります。バンドメンバーと関係をもったファンが掲示板で自慢をすることにより他のファンの怒りを買う、あるいはライバルバンドのメンバーやファンに対し掲示板上で誹謗中傷を行うということもあります。
これらはV系初代たぬきだけではなく「雑談たぬき」でも同様に行われることがあり、プライバシー侵害や誹謗中傷被害に遭う方が実際にいます。
被害に遭ってしまった方は、ライブに行けなくなってしまったり、精神的に障害を抱えてしまったりする方もいるようです。
このように、実際の被害事例は深刻であり、仮に自分が被害に遭ってしまったという場合には、ネットであるという特性上、拡散される可能性もあるため、早めに対処した方が良いでしょう。
次は、誹謗中傷コメントや個人情報の晒しコメントの「削除方法」についてです。自分でできるのか、またネット誹謗中傷・晒し問題に強い専門家に相談した場合についても解説します。
削除の前に、まずは押さえておきたい「利用規約」を解説致します。
禁止事項には「出会いの募集・呼びかけ」や「パンピの利用(たぬき共通ルール)」の記載があります。具体的な例であげると、以下のような行為が禁止されています。
特に、未成年の売春については、本家と同様に厳しく対応しています。「平成ギャと…、制服ギャと…。」などという書き込みがある場合には、警察やプロバイダに連絡されることがあります。
また、明確に規定されていませんでしたが、本家と同様に、「個人の写真をさらす行為」などのプライバシー侵害についても規制されると推定できます。これ以外の違法行為やそれに繋がるような行為は、通報される可能性が高いでしょう。
では、誹謗中傷や晒しコメントなどを「自分で削除」することはできるのでしょうか。
結論から言うと管理人に削除依頼を申請すれば、削除は可能です。削除依頼申請方法は以下の通りです。
まず、削除依頼に関する記載がある以下のURLに移動します。
次に「お問い合わせはこちら」をクリックします。最後に下記内容を送信すれば、削除依頼は完了です。
削除理由については、悪口・晒しコメントのどの内容があなたのどの権利を侵害しているのかを具体的に記載します。
例えば、「「○○○」という晒しコメントは、明らかに根拠のないデマ・誹謗中傷にあたり、私の社会的名誉を傷つけるものです。」という内容を記載します。
実名・電話番号・住所などの個人情報が晒されて身バレするような恐れがある場合は、これを指摘すればすぐに対応してもらえるようです。
なお、削除依頼内容は、2ちゃんねるのようにネット上に公開されませんので安心してお問い合わせをしましょう。
削除の申請時の注意点としては、下記3点を押さえておきましょう。
対応は、約3日~2週間で行われます。また、対応後の完了報告はありませんので、期間経過後に自分でチェックする必要があります。
「雑談たぬき」では、メールフォームによる削除依頼受付以外に警察用窓口を設けています。
これは、事件性がある場合に、警察がやりとりをする窓口です。
「警察用窓口について」をご参考ください。
運営者は、警察が投稿者の人物を特定したい場合、対応しているようです。
自分で削除申請をしても、運営側が削除をしない場合があります。
その場合は、ネット誹謗中傷に強い弁護士に法的な申請について任せる必要があります。
仮に、弁護士の申請で削除が完了した場合、着手金として5万円〜10万円程度、そして、成功報酬として、5万円〜10万円程度がかかります。
「雑談たぬき」の削除を弁護士に依頼するメリットは、削除依頼の成功率が上がる点です。
弁護士を通して削除依頼を行うと、違法行為の可能性や侵害行為として認識されやすいという事情があります。
なお、運営側が任意の交渉に応じなかった場合は、「裁判所に削除の仮処分」を申し立てます。
仮処分は裁判所を通しての手続きとなりますので、着手金が15万円〜20万円程度、成功報酬が15万円程度かかります。これ以外にも、裁判所費用として数千円必要になると見積もっておく必要があります。
ただ、着手金はゼロあるいは成功報酬をとらないという弁護士事務所もありますので、コストダウンしたいという方は、このようなネット誹謗中傷に強い弁護士事務所を探してみると良いでしょう。当サイトにもネット誹謗中傷に強い弁護士を掲載しています。ご参考下さい。
晒しコメント・悪口・誹謗中傷コメントを削除をしたい場合、できる限り自分で行い、削除が実行されない場合に弁護士に依頼しましょう。
では、犯人の特定は自分でできるのでしょうか。
犯人を特定するためには、削除依頼の連絡フォームから自分で管理人に連絡する必要があります。
しかし実際に犯人を特定するためのIPアドレスを提供してもらえるのかは不明です。
よほどの違法行為でない限り、個人情報でもあるIPアドレスを提供してもらえることはないと考えるべきです。
仮に弁護士に依頼した場合は、次のような方法をとり、誰が悪口を書いたかわかります。
まず、依頼した弁護士から管理人に連絡をとり、IPアドレスの公開を任意で請求します。
公開が行われた場合には、プロバイダに対し、開示請求をすることで投稿者の情報提供を請求します。
仮に、管理人が応じてくれなかった場合には、裁判所で開示請求(IPアドレスの開示)の仮処分を請求することになります。
削除の仮処分も同時行われることもあります。
裁判所の仮処分が出た場合には、IPアドレスからプロバイダに投稿者情報の公開を請求します。応じてくれない場合は、同様に裁判所にて仮処分を申し立てます。
このようにして開示請求で無事、犯人が特定できたら、その後直接本人に対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求などの民事訴訟を起こすなどの対処をとっていきます。
最初から損害賠償(慰謝料)を請求することを検討している場合は、弁護士に依頼した方が手続きの段取りも早いです。
早期解決が望めます。
では、「書き込み犯人特定」について弁護士に依頼した場合、費用の相場はどのくらいなのでしょうか。
まず、任意で投稿者情報の特定を行う場合です。この場合は、着手金として5万円〜10万円程度、成功報酬として15万円程度が相場となります。
全体としては、20万〜25万円程度かかると想定しておきましょう。
次に、裁判所に仮処分を申し立てる場合ですがこの場合、着手金として20万円〜30万円程度、成功報酬として20万程度が費用相場となります。
これ以外にも裁判所費用として数千円程度かかると計算しておきましょう。
やはり裁判所に対して申し立てるという手続き上、金銭面でのコストは上がってしまいます。また、何件も誹謗中傷・名誉毀損行為があり、それぞれの投稿者情報を特定したい場合は、件数に応じて金額も上がっていきます。
このように「雑談たぬき」の犯人特定を行うためにはいくつかのステップを踏まなければいけません。
弁護士費用も、削除することのみより高めに設定されています。
費用面で、躊躇する方も多いと思いますが、犯人特定後に損害賠償請求(慰謝料請求)できる金額相場も考慮ししつつ、依頼を検討されるのが良いでしょう。
今回は、雑談たぬきでの悪口、晒された、開示請求は難しいのかなどを解説しました。
また、雑談たぬきでの被害者ではなく、加害者として相手を誹謗中傷してしまった方もいることでしょう。
特定された、開示請求された、訴えられた人の場合は、下記ページも併せてご参考ください。