5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)削除依頼を自分で行う場合の注意点を解説

2ちゃんねる自分で削除

今回は、5ちゃんねる/5ch.net(旧2ちゃんねる)に書き込まれた誹謗中傷レスを、自分で削除申請する方法を解説いたします。

正しい方法で、手順を踏まないと、かえって火に油を注ぐことになると言うことです。削除可能と知って、深く考えずに感情的に行動すると失敗してしまいます。

「削除できるなら、簡単だ」「消したいからメールを送れば良い」と安易に考えるのは控えましょう。

「旧2ちゃんねる(2ch.net)」は、現在分裂状態であり、「5ch.net」と「2ch.sc」が存在していますが、この記事では、5ch.netで削除を行うケースを解説いたします。

※2017年10月1日に、2ちゃんねるの運営権をフィリピン法人「Race Queen,Inc.」から「LOKI TECH Inc」(ロキ・テクノロジー)社に譲渡され、「2ちゃんねる(2ch.net)」掲示板の名称を新たに「5ちゃんねる(5ch.net)」へと変更されました。「2ちゃんねる(2ch.sc)」はシンガポール法人PACKET MONSTER INC.PTE.LTD.が運営しています。

5ちゃんねる書き込み削除の基礎知識

5ちゃんねる削除体制の基本原則

  • 表現の自由は守られるべきである。
  • しかし、表現の自由は守られるべきであるが、無制限ではなく、他人の権利を侵害する場合は削除する。削除理由は具体的に明示しないこともある(明示することもある)
  • しかし、異議を申し立てる機会を与え、審議の結果、再掲載されることもある

削除原則を見ても分かる通り、5ちゃんねるは、表現の自由と個人の権利(名誉毀損、プライバシーの侵害)のバランスを重視したいと考えています。

個人の取り扱いと削除判断基準

削除人の行動規範である「削除ガイドライン」によると、個人の取り扱い定義は3種類に分けられています。

【参考外部サイト】削除ガイドライン

  • 一群は「政治家・芸能人・プロ活動をしている人物・有罪判決の出た犯罪者」で、著名人や芸能人、犯罪者などが当てはまります。
  • 二類は「板の趣旨に関係する職業で責任問題の発生する人・著作物や創作物、活動は販売または提供して対価を得ている人物」
  • 三種は「上記2つに当てはまらない全ての人物」

どの定義に当てはまるかによって、削除されるかされないかが決まります。

誹謗中傷の場合、一群は「管理人が削除の必要あり」と判断しない限り、書き込みは消されません。

二群は公益性があり、関係者や被害者による事実関係の記述が確認された場合、削除されません。

三種は個人を特定するための個人情報が書き込まれていれば削除の対象になります。

なお、削除される主な内容は下記の通りとなります。

  • 名誉毀損(個人の社会的評価を低下させる事実を適示した場合)
  • プライバシー侵害(名前、住所、電話番号の公開等)
  • 平穏に生活する利益(爆破予告、殺害予告等)
  • 社会に害悪が生じる現実的危険性がある情報(爆弾を製造する方法,薬物の売買をうかがわせる情報)

名誉毀損やプライバシー侵害については、別途記事で解説していますので併せてご参照ください。

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法人・企業が5ちゃんねるレスを消したい場合

企業・法人・団体については、カテゴリによって扱いが違いますが、原則として放置されます。

慣れない企業担当者が削除を行うと、削除理由が5ちゃんねるに掲載されることになり、つまり、再炎上リスクがあります。

法人の場合は、自分で行うより、弁護士による削除依頼が無難であるといえるでしょう。

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削除人って誰?削除人とは?

2ちゃんねるでは、掲示板のレスやスレッドの誹謗中傷記事やプライバシー侵害の書き込みの削除を行う人を「削除人」「削除屋」と呼んでいます。

削除人は、運営会社であるLoki Technology, Inc.の社員ではなく、「ボランティアで構成」されています。

元々は、管理人であるひろゆき氏が監視と削除を行っていたようですが、巨大掲示板となり一人では対応できなくなりました。

そこで、現在では、5ちゃんねるでは削除人と呼ばれるボランティアが依頼を読んでから書き込みを削除しています。

しかし、依頼をすれば全ての書き込みを削除してくれるという訳でもありません。それは削除する基準が存在しているからです。

「本当に消すべきか?」「懇意的な削除にならないか?」「削除依頼は正当な理由によって行われたのか?」など、削除ボランティアの判断次第なので、内容によっては削除に応じないことも多くあります。

メール/削除フォームによる3つの削除依頼方法

削除方法

本人か弁護士が削除依頼を行う

5ちゃんねるの削除依頼方法は、下記の2通り存在します。

  • 本人が削除要請(メアドへ直接送る or 削除フォームを利用等)
  • 5ちゃんねるが認めた弁護士からの請求

この記事では、「本人による削除申請」をご紹介致します。弁護士による削除を参考にされたい方は、こちらの記事をご参考ください。

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なお一般個人が5ちゃんねるのレス単位で書き込まれた個人情報、実名、職場名の削除、スレッド単位、過去ログを削除したい場合、下記の3つの削除依頼方法があります。

  1. メールにての削除要請(重要削除対象 当事者の方向け)
  2. 一般の削除要請(問題だと感じたので通報したい方向け)
  3. 削除整理板(上記以外の通常削除依頼)

1のケースでは、直接削除依頼を行う場合、メール本文が公開されることはありません。

2の通報や3の通常削除依頼の削除フォームの場合、削除理由が公開されてしまうことを抑えておきましょう。

5ちゃんねる削除依頼メールの出し方

メールの出し方

削除要請の第一歩は5ちゃんねる本体へのメールによる削除依頼です。

メールによる削除依頼方法

削除ページから、ガイドラインに従って申請しましょう。下記の内容を5ちゃんねるのメールアドレス(meiyokison@5ch.net)に送ります。

  • 件名 削除申し立て
  • 内容 URL
  • レス番号
  • 削除理由
  • 理由を根拠付ける資料があれば添付
  • 本人確認のための資料を添付

参考:「http://qb5.5ch.net/saku2ch/

基本は指定項目に沿って情報を打ち込みメールで送る形です。

削除理由については、誹謗中傷(個人であれば名誉毀損、法人であれば信用棄損)やプライバシー侵害であることを明記して送りましょう。

なお、身分証明が必要な場合は、運転免許証のコピーなどをメールに添付して、送付すれば問題ありません

ただ、個人情報を送る行為には抵抗がある場合、弁護士などの専門の代理人への依頼の方が安全と言えるでしょう。

代理人を立てれば、全て弁護士の先生が代行してくれます。もちろん、個人情報を出す必要もありません。

 
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自分で5chに削除依頼する時の注意点

方法

感情的にならないことが重要

一方的に事実無根の内容で誹謗中傷を受けている人が多く。怒りで震える気持ちを抑えきれない程、感情が高ぶるのも理解できますがまず、決して感情的な文章を書かないことが重要です。

あくまで、冷静に、粛々と削除理由を述べて対応を求めます。

2ちゃんねるの管理人は書き込んだ張本人ではありません。もちろん、掲示板の管理責任を問われてしかるべきとは思いますが、その理屈が通じるとは限りません。

乱暴な言葉遣いで依頼しても削除されません。誹謗中傷で動揺する人も多いのですが、落ち着いてフォームから必要事項を入力しましょう。

ルール・削除ガイドラインを守る

5ちゃんねるのルールを基本的には守る必要があります。

削除依頼に応じない理由は削除ガイドラインや注意書きに当てはまらない、削除理由と対象区分が一致していない、ルールを無視している、言葉遣いや態度が悪いなどがあげられます。

例えば、削除ガイドラインやローカルルールのどこに抵触しているのか、問題点をはっきりと提示しておくと削除もスムーズに進みます。掲示板アドレスやレス番号の記載もしておきましょう。レス番号がないと依頼が却下されてしまうこともあります。

専用フォームからルールを守って依頼しましょう。ルールに則って申請しないと、削除人が書き込みを消すか消さないかの判断ができなくなるからです。

5ちゃんねるも削除依頼のメールで削除してくれたら簡単なのですが、削除条件のガイドラインが厳格であることから削除率はかなり低く、削除依頼による誹謗中傷記事の削除成功率は大変低いです。

まとめ

  • ①削除依頼は5ちゃんねるのガイドラインに沿ってメールで行う
  • ②内容は冷静に必要事項のみを記入し送信する
  • ③削除フォーム依頼は原則公開されるので注意が必要
  • ④削除人が理解しやすく書く(削除理由、対象レス等)
  • ⑤法人や個人情報を渡すのに抵抗があれば弁護士依頼が無難

5ちゃんねるはSEOにも強いので、悪評や誹謗中傷が書き込まれれば検索結果の上位に表示されます。誹謗中傷は風評被害、名誉毀損、人権侵害にも繋がる恐れがあるので、迅速に対応する必要があります。

どうしても削除依頼に応じてくれない、誹謗中傷の書き込みがどんどん増えて困っている場合は削除依頼ではなく、裁判所の仮処分による削除や、5ちゃんねる削除専門の弁護士に依頼をするのもひとつの手段です。

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